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特別支援学校高等部の修学旅行に同行しました
学校生活の一大イベントといえば、修学旅行です。特に障害のあるお子さんの場合、親元を離れて、いつもとは違うスケジュールで行動し、はじめての場所で宿泊するのですから、うちの子は大丈夫なのかと心配になる親御 …
2025.05.21
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息子が警察を恐れるわけ
子育て中の親御さんの中には、「それはしてはいけないこと」として親の言葉で叱らないで、「悪いことしたら、お巡りさんに捕まるよ」と叱る人がたまにいます。しかし!これは責任転嫁の叱り方といえます。「だったら …
2025.05.14
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発達障害のある私が結婚生活で気を付けていること
私事ですが、昨年10月に結婚してつい先日妊娠もわかりました。3年ほど同棲していたのと、夫に私の姓になってもらったこともあり、あまり日常生活に変化はありませんでしたが、新婚旅行が初めての二人での旅行だっ …
2025.05.07
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カウンセリングに挫折した話
精神面の不安や不調をやわらげたいとき、カウンセリングの利用を考えたことのある方もいらっしゃるでしょう。私の息子には知的障害を伴う自閉症がありますが、彼がパニックに苦しむ姿を見て、なんとかせねばとカウン …
2025.04.23
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(新入学)ほかの子と比べて落ち込んでしまうとき
ご入学、おめでとうございます。1年生にとって、何もかもがはじめての環境で、とまどうお子さんもいらっしゃるかもしれません。 特に、発達障害やグレーゾーンのお子さんは、環境の変化や騒がしい場所が苦手。我慢 …
2025.04.16
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生まれた意味を考える
子どもは親を選んで生まれてくると言う人がいますが、これは本当なのでしょうか。実際そんなことは起こりえません。綺麗事だと私は思ってしまいます。それから、育てられる人のところに生まれてくると言われることも …
2025.04.09
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借金まみれから再起!お金の失敗から学んだこと
前回のコラムで書いたように、これまで散々お金の失敗をしてきましたが、現在は資産形成ができるようになりました。さらには発達障害専門FP(ファイナンシャルプランナー)として、よそのご家庭のライフプランの作 …
2025.04.02
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真面目か!
知的障害を伴う自閉症のある息子は特別支援学校高等部卒業後、就職する前、就労移行支援事業所に3年間通いました。その頃の話です。 ある日、その就労移行支援事業所とは別に通っていた通所施設の中に、帽子をかぶ …
2025.03.19
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親権を利用した任意後見契約について私の考え
「親なきあと」相談室の渡部伸です。ここ数年、障害のある未成年の方の親御さんから、親権を利用した任意後見契約に関連する下記のような相談をたびたび受けています。この件について、私の考えをお伝えしたいと思い …
2025.03.12
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自閉症のある息子は「死」をどうとらえている?
知的障害を伴う自閉症のある息子の関心事のひとつに「死」があります。小学生の頃から死に関するニュースにはすかさず反応し、芸能人など誰かが亡くなった知らせを耳にすると、キラッと目を光らせます。「ゆみさん、 …
2025.03.05
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算数LDやADHDの人が電子マネーを利用したほうがいい理由
電子マネーなどのキャッシュレス決済はとても便利。交通系ICカードやスマホアプリをかざしたりバーコードを表示させたりするだけで現金を使わずに決済できます。このツールはすでに多くの方が利用していると思いま …
2025.02.26
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脳は否定形がわからない
自閉症は想像力に障害があるそうで、「曖昧な言いかたではわからない、具体的に言わないと伝わらない」と言われています。少なくとも自閉症のある息子はそうだと思います。24歳の大人になってもそうです。 息子が …
2025.02.19
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SNSとの賢い距離のとりかた ―「使わされる」のではなく、「使う」コツ (後編)
(※このコラムの「前編」はこちら) 私は、ここ20余年で「インターネットを使うプロ」になったと思います。インターネットに触れてきた長い年月の中で、インターネットの酸いも甘いも噛み分け、サービスの大きな …
2025.02.12
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SNSとの賢い距離のとりかた ―「使わされる」のではなく、「使う」コツ (前編)
私とSNSとの関係は思えばとても長いです。最初はwww(ワールドワイドウェブ)普及の初期、1999年の始め。自分の障害を自覚しないまま、漠然とした生きづらさに苦しんでいた私は、つながりを求めてSNSの …
2025.02.05
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子どもに伝わる視覚支援(実践編)
前回の記事は、子どもに伝わる視覚支援「準備編」でした。今回は実践編です。視覚支援のグッズが出来上がると、達成感で満足しがちですが、見せ方や声のかけ方にもお子さんの行動を引き出すコツがあります。具体例や …
2025.01.29
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冬季うつに注意〜私の症状や対策について
私は、発達障害のASDとADHD、そしてパニック障害があります。最近までは、できる限り元気に仕事や遊びに活発に活動していましたが、12月に入ったころからだんだん寒さが厳しくなり始めたので、うつにも注意 …
2025.01.22
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パニックの原因は新しいお父さん?
私の「障害児連れ再婚」について、子供たちの受け止めかたや、新しいパパと自閉症の息子との関係などを、以前のコラムでお伝えしました。特に問題が起きることなく、スムーズに滑り出したかに見えた「細川家」の新生 …
2025.01.15
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自立とは、迷惑をかけないことではなく人に頼れること
私はお子さん(定型発達)の親御さん相手に講演をする機会が多いのですが、皆さんに「どんな子どもに育ってほしいですか?」と聞くと「人に迷惑をかけない子に育ってほしい」「どこへ出しても恥ずかしくない子どもに …
2025.01.08
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ママ結婚してもいい? 障害児ママだって恋愛したい
発達障害のある子供を育てていらっしゃるシングルママさんは、ハードな毎日の中で、自分のことは二の次、三の次。ましてや恋愛なんて考える余裕もない、という方もいらっしゃるでしょう。 自閉症の息子がいる私も、 …
2024.12.25
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子どもに伝わる視覚支援(準備編)
発達障害やグレーゾーンの子どもへの指示は、絵カードや視覚的に指示を出すことが有効だと聞いたことはありませんか? でも、いざ絵カードを作っても子どもは見向きもしない、ということも少なくありません。そんな …
2024.12.18
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電車の緊急停止ボタン、非常ベルを押してしまう子
自閉症と知的障害のある息子ですが、思い返せば幼い頃、ボタンと言うボタン、その中で非常ベルボタンを押そうとしていた時期がありました。 それから、火事でもないのに消火器の安全栓を引き抜こうとしていた時期も …
2024.12.11
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ADHDがある人のSNSとの付き合い方
少し前になりますが、某タレントがSNSで他の芸能人を中傷するような投稿をして活動休止に追い込まれてニュースになりました。このタレントに発達障害があるかどうか、私は知る立場にありませんが、このニュースか …
2024.12.04
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子どもの障害、夫婦の温度差
シングルマザーの私が相談相手として適切かどうか疑問ではありますが「夫と発達障害児の子育てについて意見が合わず、喧嘩が絶えない」というご相談をよく受けます。 さて、ちょっと古いたとえかもしれませんが、結 …
2024.11.27
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コントロールできない!チック症はつらいよ
「チック症」は「不随意運動」とも呼ばれる、自分の意思と関係なく体が動いてしまう症状です。私の息子には発達障害とチック症の両方があります。 就学前から小学校低学年頃に発症し、青年期には軽くなるといわれる …
2024.11.18
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本人に障害をどう伝える?いつ伝える?
子どもが発達障害と診断されたり、グレーゾーンだと言われた経験があると、「障害告知」という言葉が頭に浮かびます。 わたし自身も、保育園に息子を入園させる際、誰に、どこまで、どんな風に、伝えたらいいのか分 …
2024.11.13
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お寺に頼る「親なきあと」
「あ~すっきりした!」「またね!」 親御さんたちが日ごろの悩みやただの愚痴を思いっきり吐き出して、あっという間に2時間半が過ぎます。大阪・願生寺で行われる「親あるあいだの語らいカフェ」の光景です。終 …
2024.11.06
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個人的な話-きょうだいである私のこれまでとこれから
前回のコラムでは弁護士として「法律上、きょうだいが障害のある兄弟姉妹の世話をすることは義務や強制ではない」(障害のある兄弟姉妹との関係で「きょうだいがしなくてはいけないこと=義務はゼロ」で、「きょうだ …
2024.10.30
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挑戦したい!成長したい!~パニック障害を乗り越えて、新しい自分になる
私は、発達障害のASDとADHDがあり、二次障害のパニック障害もあります。過去にはPTSDやうつ症状もあり、生きているのもしんどいと思うこともありましたが、かなり克服して、最近は初めてお会いした方々に …
2024.10.21
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うちの子天才じゃね? 発達障害があるわが子の特殊能力
「〇年〇月〇日は何曜日?」の問いに「〇曜日!」と瞬時に答える。発達障害のある人はこのように、記憶力や計算など特定の能力がずば抜けている場合があります。「サヴァン症候群」というらしいですが、聞いたことの …
2024.10.16
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障害者を支える制度や仕組み疑問に答えるシリーズ- iDeCo編
「親なきあと」相談室主宰の渡部伸です。自分が亡くなったあと、障害のある子どもが定期的にお金を受け取れる制度の中で、比較的新しいものに「個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)」があります。今回はiDeC …
2024.10.09
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支援者の理想を語らないでほしいと思うこともある
私の息子は現在23歳、自閉症と知的障害があります。親子ともども支援学校の先生、療育施設や放課後等デイサービスなど今まで多くの支援者に出会ってきました。 支援者に救われたことも多々あり感謝の気持ちでいっ …
2024.10.02
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<すべて実話>私のお金の大失敗集
こんにちは。ADHD当事者である自身の経験を活かしながら発達障害専門FP(ファイナンシャルプランナー)として、活動している岩切健一郎です。発達障害がある方や親亡き後を考えるご家庭のライフプランを年間1 …
2024.09.25
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運動会や発表会への参加が難しい子のサポート、どうする?
もうすぐ秋ですね。運動会や発表会など学校行事が多くなる季節です。お子さんが行事への参加や集団行動が苦手だと分かっていると、親は心配や不安がつきませんよね。 また、行事の練習がはじまると、自宅で荒れやす …
2024.09.18
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心理的虐待になってない?子どもの「できないこと」を責め立てないで
9月2日に新刊『心理的虐待〜子どもの心を殺す親たち〜』(扶桑社新書)を刊行しました。こちらでは心理的虐待サバイバー7名の体験談、脳科学的に見た心理的虐待の影響、心理的虐待にならないようにするにはどうす …
2024.09.11
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こだわりボックス
自閉症のある子は生まれつきの想像力の障害がある子だと聞いたことがあります。見通しが立たないと不安になります。そのため、心の安心、安全を保つために一定のパターンに固執することがあります。それがいわゆるこ …
2024.09.04
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私が療育で得たもの─駆け出し障害児ママの入門─
子供の発達が遅れていたり、障害があるという診断を受けたりすると、療育を検討される方が多いかと思います。私は初めて「療育」と聞いたときに、どんな施設で何をしているのか分からず不安を覚えました。そこで今回 …
2024.08.28
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障害者を支える制度や仕組みの疑問に答えるシリーズ- 障害者扶養共済制度編
「親なきあと」相談室主宰の渡部伸です。自分が亡くなったあと、障害のある子どもが定期的にお金を受け取れる制度の一つに、障害者扶養共済制度があります。今回はその内容について解説していきます。 障害者扶養 …
2024.08.21
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障害者を支える制度や仕組みの疑問に答えるシリーズ-信託編
「親なきあと」相談室主宰の渡部伸です。障害があったり引きこもりであったりして、親なきあとのお金の管理に不安のある子どもにどう財産を遺すべきか。多くの親御さんが直面する問題です。方法はいくつかありますが …
2024.08.14
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子ども扱いしないで
私は週末に、知的障害者移動支援の仕事、ガイドヘルパーをしています。あるとき41歳の自閉症のある成人男性「ケンちゃん(仮名)」と外出しました。ケンちゃんは41歳なので大人ですが、知的障害もあるのでまだま …
2024.08.07
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発達障害のある私。暗黒の思春期を支えてくれたのは
思春期は誰にとっても難しいお年頃。友達とのこと、恋愛のこと、自分の身体のこと、勉強のことなど、何かしらで悩んだ経験のある人も多いことでしょう。発達障害(ADHDと算数LD/学習障害)がある私にとっては …
2024.07.31
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「きょうだい」である弁護士が親御さんに伝えたいこと
私は、障害のある弟と育った「きょうだい」の立場の弁護士です。先日、新刊『きょうだいの進路・結婚・親亡きあと: 50の疑問・不安に弁護士できょうだいの私が答えます 』(中央法規出版)を出版しました。 こ …
2024.07.24
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やっぱりわが家に生まれたか! 息子の障害を知った私の気持ち
みなさん、はじめまして。細川 有美子と申します。私には、自閉症・ADHD・精神障害・難病(クローン病)の診断を受けた息子がいます。彼は今21歳。就労継続支援B型事業所に籍を置き、調子が良ければ週3回通 …
2024.07.17
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暑いのに長袖、寒いのに半袖。気温にあった服装ができない子ども
今年も暑い季節がやってきました。暑くなると、気になるのが熱中症。子どもへ、水分補給や服装の調節を促したくなります。 でも、暑いのに長袖・長ズボンをはいているなど、服装の調節をしてくれないことが多くあり …
2024.07.10
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クックドゥと自閉症
息子が特別支援学校中学部時代の話です。学校からのお便りにこんな写真が載っていました。 調理実習の授業のメニューは、回鍋肉だったようですが、なんと!市販の合わせ調味料※この日は味の素株式会社の「Cook …
2024.06.28
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早く知りたかった!相談支援事業所のススメ
発達障害(ASD)と複雑性PTSDのある私はこの春から、「相談支援事業所」という福祉サービスを利用しはじめました。これがとても頼りになり、こういうサービスがあることをなんで誰も教えてくれなかったんだろ …
2024.06.26
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ダウン症のある兄は、今年還暦を迎えた
今年、還暦を迎えた兄、ター君にはダウン症があり、15年前から障害者施設で暮らしています。穏やかに過ごしていると書きたいところですが、頑固さが増し、スタッフやヘルパーさんと常にバトルしているようです。タ …
2024.06.19
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登校しぶり、どうする?
新学期がはじまって、2か月が経ちました。新しい学校やクラスにも慣れはじめ、子どもたちの緊張がゆるんでくる時期。その反面、連休が重なり、家族との楽しい時間が増えたり、生活リズムが崩れたりすることで登校し …
2024.06.12
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ADHDがある人がフリーランスで働く前に知っておきたいこと
ADHDがあり会社員としてうまく働くのが難しいと感じる人の中には、フリーランスという働き方に憧れている人もいることでしょう。実は私も新卒で3年間会社員をやっていましたが、まったく会社員が合わずフリーラ …
2024.06.05
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障害者を支える制度や仕組みの疑問に答えるシリーズ-成年後見制度編 第1回(全2回)
「親なきあと」相談室主宰の渡部伸です。自身が亡くなったり認知症になったりしたら、障害のあるお子さんをどうすれば守ることができるのか、心配が尽きない親御さんは数多くいらっしゃるのではないかと思います。い …
2024.05.22
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障害者を支える制度や仕組みの疑問に答えるシリーズ-成年後見制度編 第2回(全2回)
前回に引き続き、「成年後見制度」について解説していきます。成年後見制度は大切な制度ですが、万能ではなく、メリットもあればデメリットもある制度です。また、現在のところ、原則一度始めたらやめられない、利用 …
2024.05.15
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遠い親戚に我が子の障害について伝えておく理由
葬祭行事への参加機会はどの人の人生にも、好むと好まざるとに関わらず必ずめぐってきます。おめでたい席である「冠婚」はさておき、「葬祭」についてはなるべく参加したくないと考える人もいるかもしれません。 で …
2024.05.15
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合理的配慮が法的義務化!考え方と職場における実践事例を解説します。
令和3年の障害者差別解消法改正により、2024年4月1日から事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が法的義務化されました。この記事では、合理的配慮とは何かその考え方を解説するとともに、実際に発達 …
2024.05.08
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反抗期だと思っていたら発達障害の二次障害!?小学校高学年までに心がけたい子どもとの関わり方
小学3、4年生くらいになると、子どもが反抗したり、グッと口数が減ったり・・・子どもの言動に戸惑うことが多くなります。うちの子もいよいよ反抗期かな?と、戸惑いながらも、大人の階段をのぼっているのだと成長 …
2024.04.24
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発達障害のある私を育ててくれた母の話
ASDとADHDのある私を育ててくれた母のことを、母の命日に寄せてお話ししたいと思います。高校3年の春休み、満開の桜が散り始める頃に、母は病気で亡くなりました。母のことが世界でいちばん大好きなので、お …
2024.04.17
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発達障害と仕事ー発達障害がある人の6つの働き方
発達障害を抱える人の働き方には、様々な選択肢があります。働くことは経済的な要素はもちろんですが、生活の質全体にも深く関わります。収入だけで選ぶのではなく、働きやすさや、やりがいなども考慮して選ぶことで …
2024.04.10
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障害者を支える制度や仕組みの疑問に答えるシリーズ-遺言書編
「親なきあと」相談室主宰の渡部伸です。障害のある子、特に知的障害や発達障害があり相続に関する判断能力が不十分な子にどう財産を相続すべきか心配されている親御さんもいらっしゃるのではないかと思います。今回 …
2024.04.03
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学歴エリートでも仕事ができない?高学歴な発達障害者の生きづらさとは
昨年10月に拙著『ルポ 高学歴発達障害』がちくま新書から刊行されました。この本は自分も発達障害である私が、高学歴の発達障害当事者や大学教員、精神科医、支援団体へのインタビュー取材を通して、理解が得られ …
2024.03.27
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自閉症、発達障害がある子に薬を飲ませることについて
我が子の睡眠障害やパニックや自傷行為が激しい場合でも、家族が気合と努力で何とかできるのであれば、あまり服薬させたくないという親御さんはめずらしくありません。でも、なかなか難しいケースもあります。 息子 …
2024.03.21
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発達障害のある子の小学校入学準備-親ができるサポート
卒園・入学シーズンですね。私は療育アドバイザーという仕事柄、発達障害があるお子さんやグレーゾーンと言われているお子さんの親御さんから様々なご相談をいただくのですが、その中でも「小学校入学」を控えている …
2024.03.13
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障害者を支える制度や仕組みの疑問に答えるシリーズ-障害者手帳編
「親なきあと」相談室主宰の渡部伸です。障害のある方や引きこもりの方とそのご家族に関わるさまざまな制度や仕組みを、社会保険労務士/行政書士として、また知的障害のある子を持つ一人の親として、Q&A …
2024.03.06
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発達障害に見えない人
「○○さん、発達障害に見えないですね」「本当に発達障害なの?」「気にしすぎ!普通だよ」発達障害当事者でこんな風に言われたことがある人は少なくないと思います。特に、軽度の人は言われたことがある人も多いの …
2024.02.28
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療育には意味がないと思ってしまったら
息子が発達障害と診断されたことをきっかけに子育て相談や療育アドバイスの仕事を始めてからよくいただく質問に「療育って意味あります?」「療育では結局なにができるようになるんですか?」というものがあります。 …
2024.02.14
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<実録>B型事業所の利用手続きをやってみた!(福祉的就労について)
発達障害(ASD)と複雑性PTSDがある私。体調が不安定になりやすい、長時間の勤務が難しいなどの制約があり、一般就労だとうまく仕事が見つからずに悩んでいました。そんななか今回、私に合っていそうなB型の …
2024.02.07
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常同行動が問題行動になるとき、ならないとき
常同行動とは、自閉症や知的障害、統合失調症に多く見られる手をひらひらさせたり、身体をリズミカルに動かしたりする一見無目的に繰り返される行動です。はたから見たら異様に見えるので、止めさせたい親御さんも多 …
2024.01.31
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「死ね、ウザい、消えろ」暴言が直らない、発達障害の疑いがある子
私は療育アドバイザーという仕事柄、発達障害がある子やグレーゾーンと言われているお子さんの親御さんから様々なご相談をいただくのですが、その中でも多いのが「暴言」「乱暴な言葉」に関するお悩みのご相談です。 …
2024.01.24
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ADHDの特性で遅刻しちゃう……できるだけ遅刻を減らすライフハック
先日、某お笑い芸人が、相方のたび重なる遅刻癖に耐えきれずコンビの解散に至ったと話題になりました。この遅刻癖のあったという相方がそうというわけではありませんが、遅刻癖のある人のなかにはADHDの特性で遅 …
2024.01.17
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マンションの壁を破壊。パニックの理由は?
知的障害を伴う自閉症のある息子が特別支援高等部の時の話です。血が滲むくらい手足の爪をむしっていたので、「ばい菌が入るから、止めなさい」と私は注意しました。 息子は(今もそうなのですが)、親から「怒られ …
2024.01.10
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ASD/ADHDの女性である私のこれまでをふりかえる
発達障害のASD女性は、男性と比べて気づかれにくく、診断まで時間がかかると言われています。私も大人になってから診断されたのですが、診断にいたるまで、また診断後の私の経験をシェアしたいと思います。 AS …
2023.12.26
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ヤングケアラー問題を知る(第二回)
こんにちは。一般社団法人ヤングケアラー協会理事の小田桐麻未です。前回の記事では、ヤングケアラーとは何か、その定義や私自身の経験について書きました。今回は、ヤングケアラーの実情/実状や抱える困難さ、及び …
2023.12.20
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子どもの癇癪どうする?│子どもが自分で感情コントロールできるようになる3ステップ
いつもと違う道順を通った……、宿題に✖を付けられた……、ゲームに負けそうになった、負けた……。 大人からしたら些細なことをきっかけに、すぐに癇癪を起こすお子さんは多いもの。発達障害やグレ …
2023.12.13
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運動会が嫌な子も運動会に参加させなくてはだめなのか?(後編)
前編はこちらからお読みいただけます。 運動会のあり方についての様々な意見 以前ブログにこんなコメントを頂いたことがあります。(※「」内コメントは、ぜんち共済にて一部を編集して掲載) 「運動会。障害のあ …
2023.12.06
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ASDの私のカウンセリング/精神科面談とのつきあい方
ASDと複雑性PTSDのある私。今回は、私のカウンセリングや精神科面談とのつきあい方についてお話します。 私とカウンセリング/精神科面談との出会い、遍歴 -初めてのカウンセリング 高校時代まで、県の精 …
2023.11.29
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発達障害の子どもと「約束」について
「今日はお菓子は買わないって約束したでしょ!」 「7時になったら、ゲーム止めるって約束したよね!?」 お子さんとの毎日の生活の中で、「約束」という言葉を使うことって多いですよね。 でも、前もって約束し …
2023.11.15
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ヤングケアラー問題を知る(第一回)
はじめまして。一般社団法人ヤングケアラー協会で理事を務める、小田桐 麻未です。 最近テレビや新聞などのメディアで「ヤングケアラー」という言葉を聞く機会が増えたと思いませんか。 2020年に厚生労働省が …
2023.11.08
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運動会が嫌な子も運動会に参加させなくてはだめなのか?(前編)
運動会って普通、子どもや保護者にとってワクワクするイベントとされています。 てるてる坊主なんてぶら下げて、「明日、天気になあれ」。でも、運動会が嫌な子、特に発達障害や自閉症のある子にとってはなくなって …
2023.11.01
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ADHDの特性で忘れ物が多い、そんな人のための対策
ADHDの人の中には忘れ物をしやすい特性がある人がいます。私もそのうちの一人です。特に幼い頃は忘れ物がひどく、宿題をやったのに学校に持っていくのを忘れ、(今の時代だと大問題ですが)罰として一日正座をし …
2023.10.25
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不安を癒す、ぬいぐるみセラピー
最近話題の「ぬいぐるみセラピー」の癒し効果について、実体験からお話ししたいと思います。 ぬいぐるみの可愛さがもたらす脳と感情への良い効果 アスリートやタレントがぬいぐるみに癒されているエピソードをテレ …
2023.10.18
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言葉による自傷行為もある
頭を地面に打ち付けたり、顔をパンパン叩いたり、腕を思い切り噛んだりする、自分で自分を傷つける行為、“自傷”。自閉症の子を育てている親御さんの中にも、わが子の自傷行為に悩まれている方が多くいらっしゃるこ …
2023.10.11
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宿題ができない原因=3つの「ない」。解決策は?
毎日椅子に座って机に向かう習慣をつけたい。学校から帰ってきたら、自分から進んで宿題をしてほしい。間違えることにいちいち怒ったり泣いたりせず、最後まで集中してほしい。 勉強や宿題の悩みって、永遠ですよね …
2023.10.04
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自閉症の息子の「オウム返し」から考えたこと
自閉症の息子は22歳。「いってらっしゃい」と送り出すと、いまだに「いってらっしゃい」と言って出かけて行きます。それ以外の会話でのオウム返しはほぼなくなりました。 でも、会話の中で私の方がオウム返しし …
2023.09.27
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あなたの隣のASD ―「謝罪」とは何かを考える
ASDの人の中には、謝罪が求められる場面で人間関係トラブルにつながる言動をしてしまう人がいます。私はこれについて、ASDとASDでない人の間の「謝罪」についての感覚のすれ違いから起きているのではと仮説 …
2023.09.20
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自信がない子どもの原因と対処法
「ぼくにはできない……」「わたしはバカなんだ……」自分の子どもがこんな言葉を発していたら、すごくショックですよね。 「そんなことないよ!」「〇〇だってできるようになったじゃない!」親として、なんとか自 …
2023.09.13
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ADHDの特性で衝動的に話しすぎてしまうのを防ぐ方法
ADHDの特性を持つ人の中には、人と会話をしているときに他の人の話を遮って自分の話をしたり、衝動的に(どうしても話したくて)、TPOにそぐわない話や失言をしてしまう人がいます。実は私もその中の一人です …
2023.09.06
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私の感覚過敏な日常
私には、発達障害のASDとADHDがあり、HSPの特性もあると思っています。ASDとHSPの特性のひとつに、感覚過敏があります。感覚過敏があるということは、五感が一般の人よりも過敏であるということなの …
2023.08.23
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子どもの自己肯定感を守るために何ができる?
私は発達障害の子どもを育てる保護者に向けて、講演会の講師として呼ばれる機会があるのですが、難しい質問を受けることがあります。 「我が子は発達障害のグレーゾーンで、幼稚園~小学校と、担任から叱責されるこ …
2023.08.16
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子どもの困った行動に「やめなさい」は逆効果!? 注意よりも効果的な関わりとは?
些細なことで起こる癇癪や、言ってほしくない乱暴な言葉遣い、お友達への暴力……今すぐになんとかしたいですよね。その都度注意しても、聞く耳を持たないどころか、日々エスカレートしているような気さえする……。 …
2023.08.09
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自閉症の息子本人の障害受容について【お悩み相談】
息子は自閉症と診断され、小学校から特別支援学級に通ってきました。現在中学1年生です。 小学生のころ「どうして僕は○○学級(支援級)なの?」と聞かれた際、「あなたはゆっくり説明してもらったほうが勉強を理 …
2023.08.02
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自閉症の息子を22年間育ててみて気づいたこと
自閉症の息子を22年間育ててみての気づきです。あくまでも、息子の場合ですが、もしかして似たような特性のあるお子さんにも当てはまる箇所があるかもしれません。 親や支援者がトコトンこだわりに付き合うと、こ …
2023.07.26
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発達障害の私がうまく買い物する方法
私には発達障害があり(ADHD、算数LD)スーパーでうまくお買い得商品の買い物ができません。 スーパーは私にはまぶしすぎる スーパー、特に精肉や鮮魚コーナーは商品が煌々と光で照らされて視覚的に困難を …
2023.07.19
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「一口だけ」はプレッシャー?子どもの偏食、原因と関わり方
食べられるものが限られているけど、このままで大丈夫? お弁当の中身がいつも一緒で、ダメなママだと思われていないかな? お子さんに偏食があると、成長が心配になりますし、「子どもが食べられるものを食べさせ …
2023.07.12
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子の幸せこそ親の願いだから-忘れないようにしたい我が子にとっての本当の幸せ-
子を持つ親はだれしも我が子の幸せを一番に願います。障害のある子を持つ親ならなおさらかもしれません。 障害のある子にとっての幸せとは 我が子の幸せとは何でしょうか。 良い学校に入る 有名企業に勤めている …
2023.07.05
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発達障害・ASDからくる不調にフィジカルからアプローチした経験
ASDのある私は、生まれ持っての体幹の弱さや、生活スタイルによる運動不足などが重なり、心身のあちこちに不調を抱えて困っていました。しかし、あるきっかけから身体の専門家に出会い、フィジカルからのアプロ …
2023.06.28
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自己肯定感の低い特別支援学校高等部の息子【お悩み相談】
16歳の息子は、褒められても反対にしか受け取らず、自分に自信がありません。普通の小学校から支援学校の中学部に進み、今は高等部の1年です。中学から円形脱毛症になり、鬱に近い感じに周囲からは見えています。 …
2023.06.21
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ピアサポート活動をしています。-当事者だからできること-
「ピアサポート」とは、同じ障害や病気などの苦しみや生きづらさを抱える当事者の仲間同士で支え合う活動のことを言います。「ピア」は英語のpeerで、仲間、対等 といった意味があります。 障害当事者であるピ …
2023.06.14
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知的障害なく、課題のある子を通常学級に通わせるとき
我が子に知的障害がある程度あれば、支援級や支援学校に通わせる親御さんも多いでしょう。教員数も多く、個別にきめ細かく対応してもらうことができるからです。 けれども、知的障害がない場合、通常学級(普通学級 …
2023.05.31
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発達障害かと思ったら違った!発達障害と間違いやすい症状や原因は?
発達障害の認知度が上がり、自分は発達障害なのではないかと検査を受ける人が増加傾向にあります。また、ネットで検索しても「発達障害チェックシート」などがたくさんヒットします。 大人の発達障害は日常生活に支 …
2023.05.24
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「常識」がジャマをする?発達障害の子どもとの「わかりあい」<後編>
まずは家庭で「わかりあう」ために <前編>では、発達障害、特に自閉スペクトラム症(ASD)の特性を持つ子どもが「周りから誤解され、嫌われてしまう」要因に、言動と気持ちの順番のアンバランスさがあるという …
2023.05.17
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「常識」がジャマをする?発達障害の子どもとの「わかりあい」<前編>
発達障害、自閉スペクトラム症(ASD)の子どもが誤解されるワケ 突然ですが、イメージしてください。 あなたは友だち数人とテーブルを囲んでランチを食べているとします。久ぶりにあった友だちと、みんなで楽し …
2023.05.10
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知的障害者の高齢化問題について思うこと
(こちらは令和5年3月に書かれた原稿です。※ぜんち共済追記) 桜の開花の話がちらほら聞かれる昨今、世の中的には年度末、また1年経ったな~と思う今日この頃です。あらためて今年1年振り返るとき、私の所属 …
2023.04.26
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子どもが性器を触るときどうする?性教育はいつから?
新学期がはじまりました。 クラス替えや下駄箱の移動など、毎年行われることだったとしても、子どもたちにとって不安やストレスがたまりやすくなる時期です。そのため、新しい環境では「性器を触る」行為が、男の子 …
2023.04.19
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通常学級について思うことー20年の学習塾経営経験から
発達が気になる子どもが、通常学級(普通学級)に在籍した場合 私の息子には 知的障害があるので、学校時代は特別支援学校、特別支援学級の両方を経験しました。 小学校1・2年生 特別支援学校 小学3~6 …
2023.04.05
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発達障害のある人が、二次障害にならないために気をつけること
発達障害があると、生きづらさから二次障害の精神疾患を発症してしまうことがあります。発達障害の二次障害には、うつ病や自律神経失調症、不安障害などがあります。私も早くから、パニック障害や、うつ病を発症して …
2023.03.29
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子どもの困った行動が、特性でも性格でもー関わりのヒントー
お子さんが簡単なこともなかなかできるようにならなかったり、何度注意しても困った行動が直らなかったりすると、「これって、発達障害の特性なの?」と考えてしまうことがありますよね。 最初はこの子の「気質」 …
2023.03.22
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特別支援学校高等部の心配ごと
■特別支援学校高等部を卒業しても中卒扱い? 知的障害を伴う自閉症の息子は現在22歳です。中学校時代は特別支援学級に在籍していました。高校は義務教育ではありませんから、普通高校に、支援級はありませ …
2023.03.08
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発達障害のある子の偏食の原因の探し方って?詳しく説明します(後編)
前回のコラムでは、偏食の原因の探し方について①~③までご紹介させていただきました。(前回のコラムはこちら) 主に、食べられるものの把握や食べているときの行動、カウプ指数を用いた栄養状態や体格の判定をお …
2023.02.22
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安心して入学を迎えるために、取り組むべきたったひとつのこと
寒い冬も終わり、もうすぐ春がやってきますね。 今、年長のお子さんをお持ちのパパやママは、「入学」に向けて期待や不安でいっぱいではないでしょうか。 特に、お子さんのこだわりがちょっと強めだったり、発達に …
2023.02.15
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発達障害という診断名がつくメリットとは
いつまでも咳が止まらず不安になり病院を受診したとします。 医師から「どこも悪くはないと思います。咳の原因はわかりません。しばらく様子をみましょう」と言われたら、凄く不安になります。 咳の原因が明確にな …
2023.02.08
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発達障害かも?と思ったとき、診断前にやるべきこと
最近、いろんなメディアで発達障害について取り上げられています。そこで、もしかしたら自分も発達障害かも? と思う人も増えているのではないでしょうか? しかし、ここで慌てて精神科や心療内科に駆け込む前にや …
2023.02.01
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他害行為を改善する魔法の言葉
欲しいものが手に入らないと、叩く… 言うことを聞いてあげないと、つねる… 気に入らないことがあると、蹴る… お子さんにこのような他害の傾向があると、親御さんとして「癖になる前に止めさせなくちゃ!」と、 …
2023.01.25
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発達障害とは?子どもの診療についてお話します②
今回のコラムでは、発達障害についての概要、普段の診療での診断のプロセス、治療の考え方についてお伝えできればと思います。(前回の記事はこちらをご覧ください。) 本邦において、発達障害は20 …
2023.01.11
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「親なきあと」相談室とは②
■全国に広げたい「親なきあと」相談室 親が悩んでいるとき、将来を考えると不安でしかたがないときに、とりあえず駆け込める窓口が近くにあると心強い。全国各地域に相談窓口があれば、悩む親たちを …
2022.12.28
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発達障害のASDとADHDを併発するとどうなるのか
私は、発達障害のASDとADHDを併発しています。前回は、HSPについて書きましたが、HSPとASDは似ていて区別がつきにくい特性と、正反対の特性があります。ADHDは、違う特性が多いと思います。それ …
2022.12.21
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サリー・アン 通じない叱り方
2歳の子どもに「自分がやられて嫌なことはやめなさい」、「お友達の気持ちを考えて」と叱っている人を見かけました。思わず「それ通じていませんよ」と心の中で呟いてしまいました。 “相手の立場に立って考える” …
2022.12.14
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大人の発達障害、診断は受けるべき?
近年、大人の発達障害に関する本が多く出ています。しかし、発達障害傾向がある人でも診断を受けていない人もいます。どんなときに診断を受けるべきなのでしょうか? また、診断を受けたことによるメリット、デメリ …
2022.12.07
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発達障害のある子の偏食の原因の探し方って?詳しく説明します(前編)
前回は、偏食の原因には口腔機能的な問題、感覚的な問題、栄養的な問題があることを書かせていただきました。(前回のコラムはこちら) 実際、何が原因か把握しようと思っても、原因が重複している場合もありわかり …
2022.11.30
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「親なきあと」相談室とは
■「親なきあと」相談室とは 私が主宰している「親なきあと」相談室では、メールや面談で障害のあるかたのご家族からの悩みや不安を伝えていただき、相談にお応えしています。 親が将来について、だれかに相談をし …
2022.11.24
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「苦手の成分」を分析する。なぜ、何を、どのように苦手なんだろう?
私は少し前、ひょんなきっかけから小・中学校レベルの算数・数学の復習に取り組みました。復習するうちに、自分がなぜ、どのように算数・数学が苦手だったのかに気づくに至り、自分の漠然とした不全感を癒やすことに …
2022.11.16
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特別支援学校と特別支援学級との違い
息子は小学校時代、特別支援学校と特別支援学級の両方を経験しています。また、私は特別支援学校教員免許取得のため実習生として支援学校側に入っていました。個人的な経験ですが、私が感じた違いをお話ししたいと思 …
2022.11.09
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ダウン症のある方は、未知の世界に突入している
東京逓信病院の小野正恵先生へのインタビュー、いよいよ【最終編】です。前回のインタビュー「成人期のダウン症のある方が直面する課題とは」はこちらをご覧ください ダウン症のある方は未知の世界に …
2022.10.26
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読み書き算数を学ぶよりも、感情のコントロールが出来るようになってほしい
息子は特別支援学校卒業後、就労移行支援事業所に通っていました。 ■支援員からの電話 ある日のこと、支援員の方から電話がありました。 「立石さんがパソコンの訓練中、データを消してしまいパニックになりまし …
2022.10.19
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重度の知的障害のある方の地域移行 ~施設から故郷への物語~
先日、社会保障審議会障害者部会の報告書「障害者総合支援法改正法施行後3年の見直しについて」(案)が提出され、改めて現状の制度や仕組みについて,新たな提言がなされました。その冒頭、基本的な考え方として、 …
2022.10.12
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算数LD持ちの私が困りごと対策のためにやっていること4つ
発達障害の一種である学習障害(LD)。主に読み書きに困難が生じるディスレクシアと計算や空間認知能力を苦手とする算数LDと呼ばれるものがあります。どちらも併発している人もいますが、私は算数LDの当事者で …
2022.10.05
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発達障害とは?子どもの診療についてお話します
国立成育医療研究センターこころの診療部の黒神経彦と申します。 現在は、学童期の子どもの発達やこころの問題について日々診療を行っています。 困り事へどのように対応するかについては、絶対的な正解はなく、主 …
2022.09.28
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「自閉症ではないですよ」と言ってほしい。障害受容の5段階
「余命、一ヶ月です」の宣告。 これを言われて「はい、そうですか、わかりました。覚悟します」と直ぐに受容する人はいないと思います。 ■死ぬ瞬間 次はキューブラー=ロスの“死ぬ瞬間”という書籍に書いてあっ …
2022.09.21
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実家はほとんどゴミ屋敷! 母はためこみ症だった
私には発達障害がありますが、母にも精神疾患があります。医師による診断は受けていませんが、母の病気はためこみ症と思われるもの。実家は私が30代になる頃にはほとんどゴミ屋敷になっていました。今回は母のため …
2022.09.14
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成人期のダウン症のある方が直面する課題とは
東京逓信病院の小児科医、小野正恵先生へのインタビュー【後編】です。 前回は、小野先生から「ダウン症は、ひとつの体質や特性なのです」という話を聴いて、私が長年抱えていた謎が解けたような気持 …
2022.09.07
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就学前から始めた『親なきあと』への準備(我が家の場合)
「誰にでもお世話になれる子に育てなさい」 それは、長女がまだ1歳の頃、長女を通わせていた療育園の保護者勉強会で、講師の先生が親たちに向けておっしゃった言葉でした。 生まれた我が子に障害が …
2022.08.31
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ADHDの大人の女性の恋愛傾向。特性がモテ傾向に⁉
今まで多くの発達障害の方を取材してきた私ですが、その中では恋愛の話も多く聴きました。そして特にADHDの女性はとある特徴が見えてきました。それは、特性がモテに繋がっているということです。 ■うっかり特 …
2022.08.17
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HSPとは?繊細で感覚過敏なHSPと、ともに生きていく
私はHSPと発達障害のASDとADHD、精神疾患のパニック障害があり、他の人と違うところが多くあるのですが、1番の特徴として、繊細、感覚過敏があります。子どもの頃から、どうして自分はみんなと違うのだろ …
2022.08.10
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通常学級でおとなしい子は放置されてしまうかも
発達障害の子どもの中には、おとなしい子、暴れてしまうことが多い子など様々なタイプの子がいます。 ■暴れる子、多動の子 自分自身が「ここにいるのは耐えられない!」と感じ、教室から脱走したり、暴れたりすれ …
2022.08.03
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発達障害で保険に加入できた事例や給付金の例、保険のNG
私は発達障害専門のFPとして実際に発達障害の方向けに、保険や医療保険を取り扱っています。ネット上の情報ではなく、発達障害と保険の現場をお伝えするコラムの第3弾です。 これまで「発達障害の方にとって保険 …
2022.07.27
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障害のある子の就学問題(我が家の場合)
障害のある子が小学校へ上がる時、または、中学校、高等学校へ進学する時、我が子に合った教育が受けられるのはどこなのかということに、多くの保護者は頭を悩ませます。学校へ見学に行き、子どもを通学させている保 …
2022.07.20
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てんかんのある子の日常生活
■はじめに てんかんという病気は、発作そのものも困るのですが、 てんかん発作が「いつ起こるか分からない」というところにも悩まされます。 てんかん発作がいつ起きる、何しているときに起きる、と分かっていれ …
2022.07.13
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ダウン症はひとつの「体質」である
東京逓信病院の小野正恵先生のインタビュー【2回目】です。前回の「東京ダウンセンターご紹介」の記事はこちらをご覧ください 前回は、小野正恵先生から都内で唯一、ダウン症のある赤ちゃんから成人 …
2022.07.06
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学校が関係した複雑性PTSD? 先生の指導もトラウマに
私は算数・数学に「アレルギー」と言えるほどの苦手感を持ってきました。この強い苦手感について、カウンセラーに「トラウマ由来かもしれない」と指摘されることがあって… 今回は、私が算数・数学を苦手になった経 …
2022.06.29
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【ADHDあるある】お人好しがゆえにやってしまう気をつけるべきこと4つ
ADHD傾向のある人の中には、人柄が良くおしゃべり好きで、お人好しな人が多い傾向にあると感じています。しかし、そのお人好しさにより、ときにはトラブルに巻き込まれてしまうこともあるのです。そんなお人好し …
2022.06.22
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重度知的障害者施設で働く理由とは?怖かった利用者を大好きに
今年も新たな年度が始まりました。桜が咲き、希望にあふれた若者達が新しく社会の一員になるこの頃、ふと懐かしく思い出すのが、自分がこの仕事に就いた時のことです。昭和の終わり、今から30年以上前のことになり …
2022.06.15
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パニックを起こした時の対処法
息子はもう成人していますが、7歳くらいまではパニックを起こし、自傷することが多かったです。 自閉症児の子育てに私自身が未熟だったころ、私の経験ではありますが、放って置くしかありませんでした。 時間が解 …
2022.06.01
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ダウン症のある方を医療でサポート!東京ダウンセンターご紹介
こんにちは。今回は、東京逓信病院で長年小児科医として診療を行いながら、院内に「東京ダウンセンター」を創設した小野正恵先生へのインタビューをご紹介します。このような貴重な機会を設けて頂き、誠にありがとう …
2022.05.25
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成年後見人に親族はなれない?データから見る意外な事実
「障害のある子の成年後見人になりたいけど、親である私はなかなかなれないと聞きました」「きょうだいに後見人をお願いしようと思っていて、了解も得ているんだけど、裁判所が勝手に専門家を選んじゃうそうですね… …
2022.05.18
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発達障害のある子の偏食の原因と3つの問題
はじめまして。広島市西部こども療育センターの管理栄養士の藤井葉子です。 私は、療育センターの通園施設や保育園や学校に通っているお子さんの拒食・偏食・肥満などの栄養に関するご相談をお受けしています。読ん …
2022.05.11
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発達障害者は精神障害者?我が子が精神障害者と言われ怒る人
発達障害の人達の中には、学力的なことなど知的に課題はなくても、対人関係でトラブルを起こし、生きていく上で多くの困難を伴うことがあります。小学校以降は友達関係、社会に出ても企業内で起こることもあります。 …
2022.05.02
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発達障害の私が仕事をする上で気をつけていること
ご存知の方も多いと思いますが、私自身、発達障害です。ADHDと算数LD(学習障害)、ASD(自閉スペクトラム症)傾向があります。今は自分の特性に合ったフリーライターの仕事をしていますが、事務職の会社員 …
2022.04.27
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発達障害があると保険に入れない?加入前の注意点とは?
私は発達障害専門のFPとして実際に発達障害の方向けに、生命保険や医療保険を取り扱っています。 ネット上の情報ではなく、発達障害と保険の現場をお伝えするコラムの第2弾です。 第1回目は「発達障害の方にと …
2022.04.20
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発達障害者の家族づくり ―生存戦略のために誰かと生きるのは全然アリ!
ASDのある私。たまたま縁があっていわゆるふつうの結婚をし、夫と暮らしています。けれど、いわゆるふつうの法律婚だけが家族の形とも思っていませんし、結婚だけが障害者女性の唯一の生き残る道とも思っていませ …
2022.04.13
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自閉症の我が子を育てていて一番辛かったこと
「子育てしていて一番辛かった思い出はありますか?」と聞かれることがあります。 私は“スイミングスクールでコーチから言われた酷い断り文句”と即答します。 それは息子が5歳の時のスイミングスクールでの出来 …
2022.04.06
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不安症とは?子どもの不安症が疑われるときの親の接し方について
不安症とは精神疾患の1つです。精神疾患と聞くとなんとなく他人事のようにも思えますが、実は生涯で4人に1人は不安症の診断を満たすといわれています。コロナ禍の今、子どもにとっては不安症がより身近になりつつ …
2022.03.30
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「障害」「障がい」の表記についてー「社会モデル」という考え方から
「障害」「障がい」「障碍」…メディアや自治体によってどの表記を使用するか、判断が分かれています。少し前にも佐賀県伊万里市で、市が作る文書等では「障がい」に改めるという報道がありました。 記者会見の席で …
2022.03.23
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【障害年金】初診日確定のための「受診状況等証明書」について
第1回目は「障害年金3要件」について、第2回目は「障害年金の対象になる疾病」について確認しました。第3回目は、障害年金3要件の1つである初診日の確定に必要な「受診状況等証明書」についてお伝えします。 …
2022.03.16
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特別支援学校卒業後の生涯学習の必要性
■生涯学習の場としての青年学級とは 国内における最初の知的障がい者の生涯学習の場は、1953年に東京都墨田区で開かれた「すみだ教室」であったと言われています。その後、これまで数多くの地域等で設置・実施 …
2022.03.09
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比べてしまうのは人間のさが?孫自慢にうんざり、比べる病を卒業できない私
私はもう還暦を過ぎているのですが、孫が生まれる友人も次第に増えてきました。 少し前までは同級生の集まりに参加すると、飼い犬自慢で盛り上がっていましたが、子どもが就職して、家から出てしまうと“空の巣症候 …
2022.03.02
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すぐに疲れちゃう……発達障害特有の疲れやすさ対策4つ
発達障害は脳の障害です。定型発達の人なら必要のない視覚情報や聴覚情報をカットする機能が脳についているのですが、発達障害の人はその機能がついていません。 だから、人混みに出かけたり、たくさんのモノが置い …
2022.02.22
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てんかんとは?症状や診療の流れなどをわかりやすく解説
国立精神・神経医療研究センター病院 小児神経科の馬場信平と申します。小児の神経の病気、特にてんかんの診療に日々取り組んでいます。 この度は2回にわたり、てんかんについてのコラムを担当することとなりまし …
2022.02.16
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職場になじめない、仕事が続かない! 発達障害の私の、仕事での苦労
発達障害(ASD)があり、診断が遅れたことから二次障害を発症した私。仕事場で深刻な挫折を経験することになります。 今回は、私が20代前半、発達障害が未発覚なままいろいろな会社を転々としていた頃の苦労に …
2022.02.09
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発達障害の方にとって保険とは?
「発達障害の診断を受けると生命保険に入れなくなる」「発達障害だと保険料が高くなる」という情報をネット上でよく見かけます。 私は発達障害専門のFPとして実際に生命保険や医療保険を取り扱っています。その中 …
2022.02.02
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特別支援学校卒業後の進路、エンドレスの子育てで辛いです
定型発達児の進級先は次の順で進みます。 ・幼稚園、保育園 ・小学校 ・中学校 ・高校 但し、幼稚園、保育園、高校は義務教育ではありませんから、これらを飛ばすことも出来ます。家庭の様々な事情により、中学 …
2022.01.19
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ダウン症とは? 思春期・成人期~成人後と認知症のはなし
【コロナ近況】 前回のコラムを書いてから、まだ1か月と経っていないのに、世の中のコロナの話題はすっかりオミクロン株に移りました。24文字のギリシャ文字もすでに15番目まできてしまいました。足りなくなっ …
2022.01.12
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ワーキングメモリとは?効果的な勉強方法や生活支援を紹介
発達障害・知的障害のある方の中には、ワーキングメモリについての悩みを抱えている方もいらっしゃいます。 子どもの普段の生活で忘れ物が多い、言ったことができない、勉強してもすぐ忘れてしまうということがあっ …
2022.01.04
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掃除や片付けが苦手なADHDの人が楽になるちょっとしたテクニック
ADHD傾向のある方の中には、掃除や片付けが苦手でいつも部屋がぐちゃぐちゃ……という方もいるのではないでしょうか。事実、ADHD当事者である私自身整理整頓や片付けが苦手です。しかし、やはり綺麗に片付い …
2021.12.27
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ADHDうっかり女子の働く日々・背筋も凍るうっかり特性3選 その2 時間に間に合わない!
コラムをご覧のみなさんこんにちは。うっかり女子・脳内多動な雨野千晴40歳です。おいおい、女子って図々しくないかいという自分の心の声と葛藤しながらこんな肩書でブログやコラムを書いています。37歳でADH …
2021.12.22
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「親なきあと」ときょうだいの関係
■きょうだいたちに叱られました… 我が家には重度の知的障害者の娘がいますが、3歳上の姉は同じ区内で一人暮らしをしています。以前、障害当事者のきょうだいの会の方たちとお会いしたときに「渡部さんのところは …
2021.12.15
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発達障害のある子どもが小学生時代を乗り切るには?ASDの私の経験から
はじめまして、宇樹義子(そらき・よしこ)と申します。1980年生まれ、現在41歳です。今回から何回かに分けてコラムをお届けします。どうぞよろしくお願いいたします。 私は発達障害者です。学校の成績が良か …
2021.12.08
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オウム返しで誤認逮捕?
自閉症の人が逮捕されたとき、誘導尋問にかかりやすいと聞いたことがあります。 ただし、逮捕されたとき取調室で 刑事「君がやったんだね?」 本人「君がやったんだね」 のように完璧なオウム返しをすれば、「あ …
2021.12.01
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ダウン症 とは? 赤ちゃん~小学生までの小児期の問題
【はじめに】 ダウン症のご家族がおられる読者も多いとは思いますが、一方で、あまりご存じでない方もいらっしゃると思いますので、ダウン症を広くご理解いただきたく、基本的なことを2回に分けてご紹介しようと思 …
2021.11.24
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障害年金の対象となる病気とは?
「障害年金」は、病気やケガによって障害の状態になったとき、生活を支えるものとして受給できます。肢体の障害(手や足)などの外部障害のほか、精神障害やがん、糖尿病などの内部障害も対象になります。以前は、う …
2021.11.17
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知的障害児者の「性教育」について考える(英国編)
前回のコラムでは、日本の特別支援学校における「性教育の実情」についてお話をさせていだきましたが、今回は海外(英国)では、どのように「性教育」を行っているかお伝えしたいと思います。 ■英国の「性教育」で …
2021.11.10
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成年後見制度は障害者に向いていない?
■後見制度は障害者には向いていない! 障害のある子の親御さんたちの多くは「障害のある子に成年後見制度は向いていない」とおっしゃいます。その最大の理由は、成年後見制度を一度始めたら、ほとんどの場合本人が …
2021.11.04
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ヤングケアラーが未来に希望を持てる社会づくり
こんにちは。最近メディアでも報道されている「ヤングケアラー」をご存知ですか? 障害や病気などがある家族の世話や見守り、介護などのケアをする人のことをケアラーといいます。少子高齢化や働き方の変化から、家 …
2021.10.27
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自閉症の赤ちゃんとそうではない赤ちゃんの違い
私はファミリーサポートの援助会員として幼い子を預かっています。定型発達のお子さんを0歳の頃から預かり、既に2歳になりました。自閉症の息子が赤ちゃんだった頃との違いを感じています。 第1子が定型発達児だ …
2021.10.19
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発達障害 気分が落ちているときにやってはいけないこと3つ
発達障害傾向のある方は、その生きづらさから、うつ病や双極性障害など二次障害を引き起こす可能性があります。今まで取材してきた発達障害当事者の実に9割が何らかの二次障害を引き起こしていました。 かく言う私 …
2021.10.12
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東京パラリンピックと知的障がい者スポーツ
■知的障がい者スポーツを取り巻く現状 私が運営する「一般社団法人全日本知的障がい者スポーツ協会(ANISA)」は、日本における知的障がい者スポーツ団体(12団体:JPC加盟団体) を統括 …
2021.10.05
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ADHDうっかり女子の働く日々・背筋も凍るうっかり特性3選
その1 恐怖!落とし物・無くし物多発 コラムをご覧のみなさんこんにちは。うっかり女子・脳内多動な雨野千晴40歳です。おいおい、女子って図々しくないかいという自分の心の声と葛藤しながらこんな肩書でブログ …
2021.09.28
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知的障害・自閉症のある方の病院での問題行動と合理的な配慮
診察時の困難さ 知的障害や自閉症の人が病院を受診するときには様々な困難が発生することがあります。 待合室で待てない、診察室に入らない、落ち着かない、動き回る、いすに座らない、指示に従えないなどの状況が …
2021.09.21
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行事を拒否する自閉症の子、どうすればよいか
「少しでも皆と同じことを経験させたい」。そう思うのは当然の親心です。でも、何もかも一緒のことを経験させることが、果たしてよいことなのでしょうか ある親子の話です。 保育園で遠足が予定されていました。親 …
2021.09.15
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障害年金受給のための3つの要件
はじめまして。社会保険労務士の松山純子です。 コラムを読んでくださりありがとうございます。読んでくださっている方の中には、お金のこと、仕事のことなど、様々な不安や悩みを抱えながら生活されていらっしゃる …
2021.09.07
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出生前診断 きょうだい児に迷惑をかけたくない?
出生前診断を受けて、我が子にダウン症の可能性があると告知されたときに、親御さんの第1位の悩みは「産むか否か」、そして第2位の悩みが「きょうだいに迷惑をかけるのではないか、将来負担になるのではないか」で …
2021.08.31
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実は傷ついている!発達障害者に言ってはいけない言葉4つ
発達障害の認知が進み始めている昨今、身近な人が発達障害だったというケースは多いのではないのでしょうか。 そうすると、発達障害当事者から相談を受けたりアドバイスを求められたりすることもあると思います。し …
2021.08.24
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障害のある子と第二子出産 (我が家の場合)
「あの頃が人生でいちばん辛かった」 長女には6歳離れた妹がいます。妹が産まれたのは、長女が支援学校に入学してまだ間もない頃でした。 待望の2人目ではありましたが、出産に臨むときは大変でした。通常は産院 …
2021.08.17
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知的障害・自閉症のある方のワクチン接種とインフォームド・コンセント
新型コロナウイルス感染症の流行が続いています。根本的解決策は治療薬の開発・普及ですが、その前にワクチン接種が大きな役割を果たしてくれると期待されています。皆様はどうされているでしょうか? すでに接種を …
2021.08.10
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障害児は天使なのか?
障害がある子を育てていると「こういう子ってピュアだよね」とか「秘めた才能あるよね」とか「天使だよね」と言われることがあります。 でも… そもそも、障害は障害で生まれもったもの、染色体異常だったり、脳の …
2021.08.03
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放課後等デイサービスとは?知っておきたい基礎知識を動画で解説
皆さんは「放課後等デイサービス」という福祉サービスをご存知でしょうか? 放課後等デイサービスとは、具体的に子供たちに何を支援してくれるの? 放課後等デイサービスを利用する上で、大切なことって? そんな …
2021.07.28
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特別支援学校の先生の性教育に関する意識とは?
前回のコラムでお伝えした通り、今回から何回かに分けて、私が調査研究をした情報から、それぞれの現状等(海外なども含む)に関して、エビデンスを基に出来るだけ分かりやすく、その実態に迫りたいと思います。 今 …
2021.07.21
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【相談事例】障害ある子がひきこもりがちの場合
障害と診断されてはいないけれど、学校に行けない、働けなくなったという引きこもりの方の相談も良くお受けします。「親なきあと」の不安は同様ですし、特に本人と地域とのつながりが希薄な場合が多いので、より悩み …
2021.07.13
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発達障害ビジネスに気を付けろ!
私は20年間学習塾を経営していました。そのときの業界仲間が言った言葉です。 「健康食品には『これを買って飲んだら○○が治ります』と宣伝してはならない“薬機法”があるが教育産業にはない。 小学校、中学受 …
2021.07.06
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気になる…?きょうだいの結婚
◆きょうだいへの質問で多いのは「結婚」のこと 私は、障がいのある弟と育った「きょうだい」です。きょうだいの会や講演などで、きょうだい、親の方々を問わず、質問されることが多いのは、「結婚していますか?」 …
2021.06.29
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特別支援学校の高校生が障害者手帳を取得するメリット
お子さんが学齢期の場合は、次の進学先や卒業後の進路、障害基礎年金の準備など、考えなくてはいけないことが多く大変です。でも「親なきあと」の心配も、まだまだ先のことですが、心のどこかにいつも引っかかってい …
2021.06.24
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ダウン症のある人の正常な行動とは
わたしの母親は、「息子のことは自分が命を懸けて守る」といつも言っていました。それを聞いた幼いわたしは、守られるのは兄だけなんだと嫉妬していましたが、今になって思えば、母のことを精神的にケアする人がいな …
2021.06.16
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自閉症の子の友達関係
友達っていいものですよね。 でも、成人した自閉症の息子は今も学生時代も親友と呼べる友達は一人もいません。週末に友達と待ち合わせをして出かけるなんてことは一切ありません。 週末は自分のしたいことをし、行 …
2021.06.09
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知的障害児者の「性教育」について考える
第一回目の本日は、知的障害児者への「性教育」の問題に関して、そして私の基本的な考え方についてお話ししていきたいと思います。今後は、シリーズ化して、知的障害児者の性の問題や課題について、皆さんと共有でき …
2021.06.02
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障害福祉サービス事業者の「応諾義務」とは?
【動画コラム(字幕付き)】 障害福祉サービス事業者の「応諾義務」について、全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会 顧問の金成祐行さんにお話をお伺いしました。
2021.05.26
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障がいのあるお子さんもきょうだいも家族みんな笑顔に!
◆きょうだいってどう対応したらいいの? 私自身、障がいのある弟と育ち、親の苦労も喜びも近くでたくさん見てきました。弟がいたから楽しかったこと、励みになったこと、悩んだこと、そして、障害に対する周囲の態 …
2021.05.18
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親なきあとの準備、家族への話の切り出し方は?
私の著書や講演会では、「親なきあと」のために今からやってほしいこととして、家族で情報を共有する、本人のことを支援者に伝える“ライフスタイルノート(ラスカル)”を書いておくなどをお伝えしています。障害者 …
2021.05.11
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コロナ感染をおそれて手洗いが止められない、もしかして強迫性障害かも
新型コロナ感染予防のため「手洗い、うがいをしましょう」の言葉が否応なしに耳に入ってきます。こんな中、石鹸一個を使い切る、何時間も風呂から出てこない、こんな状況に陥っている人はいないでしょうか。 これは …
2021.05.04
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親ときょうだいがすれ違う3つの理由
わたしには、50代後半のダウン症と中等度の知的障害のある兄がいます。両親はすでに他界し、親なき後の真っ最中です。 両親が健在の頃、わたしは親に「(兄の)将来はどうするの?」と尋ねました。すると父から「 …
2021.04.27
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砂長美んさんに聞く!当事者として悩んだ日々と障害者の仕事
自身もディスレクシア(読み書き障害)という発達障害の当事者でありながら、重度の障害者にも時給950円の仕事を生み出すことをモットーに、福祉事業所へのコンサルティングや商品企画、委託販売先への営業など精 …
2021.04.19
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精神障害で経済面が不安。親ができる具体的な対応は?
精神障害のために仕事が続けられなくなると、社会との接点が薄くなりがちなので、本人が孤立しないような対策が必要になることがあります。そういった場合には、経済面の準備とともに現在の居場所の確保も合わせてア …
2021.03.19
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大切なのはSOSを出すこと、計算できなくても買い物できます
子育方針を聞くと「人に迷惑をかけない子」「一人で何でもできるようになること」と答える人が多くいます。 でも、健常児も障害児も何でも一人で出来るようになることが自立ではないと思います。人は出来ないことの …
2021.03.12
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20歳前障害基礎年金はいくらもらえるの?
20歳前の傷病による障害基礎年金はいくらもらえるのでしょうか? もし、20歳前に厚生年金の加入期間があれば、障害の程度によって1~3級までに分かれます。 厚生年金の加入期間が無い場合、障害の程度によっ …
2021.03.02
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障害のある子の保育園の入園 (我が家の場合)
「りんちゃんって、あかちゃんなの?」 長女は3歳のとき、0歳から通った療育園を退園して、『加配枠』と呼ばれる障害児の特別枠で、地域の保育所に入りました。 その頃長女はやっと歩行ができるようになったばか …
2021.02.24
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発達障害の子ども達にとって必要な高等教育とは ~障害生徒のための通信制高校設立 日野公三先生~
世界的ベストセラー作家であり、重度の自閉症のある東田直樹氏との出会いから、障害のある子ども達のための広域通信制高校「明蓬館高校」を設立された日野公三先生。先生のこれまでの取り組みと、発達障害のある子ど …
2021.02.09
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中年期のダウン症のある人の健康について~退行現象とは~
わたしには、50代後半のダウン症のある「お兄さん」がいます。 日本では、ダウン症のある人の成人期以降の暮らしや、老化の進行に関する調査が少ないので、モデルとなる事例がなかなか見つからないですよね。 そ …
2021.02.01
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30代の障害者の一人暮らし。親なきあとの準備はどうする?
就労しながら一人暮らしをしているという知的障害者もたくさんいます。現在は経済的にも成り立っているけれど、親としては、何かトラブルがあったらどうなるんだろう、という心配が無くなることはありません。 ■一 …
2021.01.18
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発達に遅れがある子、小学校はどこに行けばよい?
©今井久恵 我が子に発達に凹凸や知的な遅れがある程度ある場合、「通常級に行って定型発達児から刺激を受けた方が伸びるのではないか」「特別支援教育を受けられる支援学級や支援学校に行った方が個別に対応しても …
2021.01.12
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「あなたの子どもさんには、障害があります」って言われたら
このコラムを読んで下さっている障害児者のお父さん、お母さんの多くは、子育てのどこかのタイミングで、こう言われたことがあるのではないでしょうか。 それを聞いた時あなたは、どう思われましたか? 頭が真っ白 …
2021.01.05
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障害者雇用を進める町工場の社長に聞く!子どもが将来「働く」ために今、大切にしたいこと
障害のある子ども達の「今の困難さ」についての情報は多くありますが、義務教育後の将来を見据えたリアルな情報というのはそう多くはないように思います。そこで今回、自閉症児9歳を育てる私は、ダイバーシティを進 …
2020.12.28
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発達障害傾向のある人は自己肯定感の低さに悩む人が多い? 悩みの乗り越え方
こんにちは。主に発達障害の当事者の取材を行っている姫野桂と申します。 当事者を取材していると、発達障害の特性からくるさまざまな悩みを聞くことが多いです。中でも、自助会などで必ず出る話題が「自己肯定感が …
2020.12.24
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40代の障害者。親が高齢のとき、どうする?
私のところに来る相談は、すぐ何か手を打たなければいけないというケースはほとんどありません。そのような状況であれば、何の権限もない私では解決できないので、市町村の福祉課などに行っていただくようにお話しし …
2020.12.21
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「才能あるからそれを伸ばしたら」と言われ続けました
「私の子どもは自閉症なんです」と言うと「秘めた才能がきっとあるはずよ、将来の仕事につなげて」「必ず伸びるよ」と励ましてくれる人がいます。障害児を育てる苦労している親を勇気づけるつもりで言ってくれていて …
2020.12.17
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20歳前障害年金の請求
私の息子(ダウン症)は、年が明けて1月8日には19歳になります。 色々とありましたが、20歳になると、いよいよ20歳前の傷病による障害基礎年金(以後20歳前障害年金と言います)の請求をする必要が有りま …
2020.12.08
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コロナ禍で、障害のある人の働き方を考える
障害者雇用における新型コロナの影響 新型コロナウイルスの感染拡大で、相談支援で関わる当事者の方々から次のような困りごとの相談がありました。 ・新型コロナに感染しないか心配で、職場・就労支援事業所に行け …
2020.11.20
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20代の知的障害のある方の、親なきあとの準備。
「親なきあと」相談室にいらっしゃる方は、年齢や状況などさまざまです。そこで今回の連載では、具体的な事例をあげながら、親なきあとの生活をどう想定すればいいのかを、見ていきます。ご自分のケースではどう考え …
2020.11.13
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器物破損したとき救われたこと
自閉症の息子は特別支援学校高等部を卒業するまでの10年間、障害児を対象にしたスイミングスクールに通っていました。 そこに通う30歳のダウン症の人が気になる存在になり、こだわりと化し、相手 …
2020.10.26
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障害者が一人暮らしをするときに受けられる支援は?
障害者の生活の場は、障害者支援施設やグループホームなどの施設系での支援を受ける以外にも、アパートなどで支援を受けながら一人暮らしをする、という選択肢があります。では、その際に受けられる支援には、どのよ …
2020.05.19
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日中サービス支援型グループホームとは?共生型とは?
知的障害者のグループホームが制度化されて約30年、グループホームの建設数、利用者数も増えてきましたが、そのバリエーションも広がってきました。新しく始まったタイプのもの、地域独自で取り組まれているもの、 …
2020.03.19
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激怒する親、鬱になる保育士
私は保育園、幼稚園の職員研修を依頼されることが多いのですが、園から「お子さんの行動が気になるので相談機関にいってほしい」と伝えると、次のように保護者から言われることがあると聞きます。 ・「似たような子 …
2020.02.21
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障害者と災害から身を守るために必要なこと~震災現場で1年間活動した経験から
6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災から、来たる2020年1月17日で四半世紀、25年を迎えます。私は、阪神・淡路大震災の時、西宮市で被災者の支援活動に従事いたしました。被災した障害者施設で生活す …
2020.01.16
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オウム返しが増えるだけ?言葉を増やすには
自閉症の子は言葉が遅れることがあります。親が懸命に単語教えても、オウム返しが増えるだけ。 例えば「葉っぱ」という言葉を教えたいとき、葉っぱを見せて 母「これは葉っぱよ、葉っぱ」 ©今井久恵 子「これは …
2020.01.14
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サテライト型グループホームとは
グループホームの中には、サテライト型と呼ばれるものがあります。サテライトとは、他のものに付属している機関や施設を指します。本体住居であるグループホームに付属している、小さな施設という関係ですね。一般の …
2020.01.09
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【グループホーム】国や自治体、民間のバックアップの仕組み
多くの親御さんから聞こえてくるのは、障害者の住まいとしてグループホームのニーズが高いけど、数が足りない、希望してもなかなか入れないという声です。そんな要望に少しでも応えるべく、国や自治体、または民間で …
2019.11.20
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自分に合った障害福祉サービス事業所を見つけるためには?
障害福祉サービス事業所は右肩上がりに増加 厚生労働省の社会福祉施設等調査によると、障害福祉サービス事業所は右肩上がりに増えていて、2017年9月に利用者がいた障害福祉サービス事業所の数は、84,815 …
2019.08.02
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高齢の親と障害のある子が一緒に住める施設
「私が衰えて子どもの面倒をみられなくなっても、支援がある場所で子どもとずっと一緒に暮らしたいんだけど…」このような思いを抱く障害者の親御さんは多いのではないでしょうか。 今の制度上でこの思いを実現する …
2019.07.22
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スペシャルスクール
発達に課題がある子を育てていると小学校の入学先として「通常級?特別支援学級?特別支援学校?」どこが我が子に最も適した教育環境か進級先に迷います。 知的遅れを伴う自閉症の息子の場合、迷わず特別支援学校を …
2019.07.11
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療育はほどほどに、普通児に近づけることが療育ではない
■療育の意味 早期発見→早期療育。子どもに発達障害があると分かると、療育を受けさせる親御さんも多いですね。でも、療育とは“健常児に近づけること”ではなく、子どもが日常生活を送りやすくするための方法を自 …
2019.05.30
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障害者グループホームの費用は?具体的な利用料金をご紹介
「親なきあと」つまり親がめんどうをみられなくなった場合、障害者本人が負担しなければならない支出の中で、大きな金額となる可能性が高いのは、親と離れて住むときの本人の住居費かと思います。どのような場所に暮 …
2019.05.13
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出生前診断ではわからない障害
新型出生前診断。母体の負担もなく簡単に出来る検査が広がりつつあります。陽性の場合、診断確定のため羊水検査に進み、結果により「産む、産まない」の重い決断を迫られ、9割以上が中絶している現実があります。 …
2019.04.26
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障害者が職場でいじめ・パワハラにあってしまったら
職場でのいじめ・パワハラが増加しています。特に障害がある方は、コミュニケーションや人間関係を築くのが苦手な方が多いので、いじめ・パワハラの被害者になりやすい状況にあります。 障害があるといじめ・パワハ …
2019.04.01
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知的障害、発達障害のある子が小学生になる前に身につけておきたいこと
私は、ファイナンシャルプランナーとしてお金のご相談に応じるほか、知的障害と発達障害のあるお子さんの学習支援教室を主宰しています。教室は、保護者(主にお母さん)とお子さん、そして私の3人で進めていくカタ …
2019.02.18
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日常生活自立支援事業とは?サービスの内容や利用方法を解説
判断能力に不安がある人の生活をサポートする制度には、成年後見制度以外に日常生活自立支援事業があります。どんなサービスが受けられるのか、また実際に利用するにはどうすればいいのかをご紹介します。 ■日常生 …
2019.02.04
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障害者と成年後見制度
障害のある子の権利を守るために、成年後見制度は重要な制度です。では、制度の利用を考えるのはどんなタイミングがいいのか?その前に準備をしておくことや、注意したいポイントなどを整理してみました。 ■中途で …
2019.01.10
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【iDeCo】障害基礎年金の受給権者も加入できるようになりました
以前のコラムで、本人に定期的にお金を渡す仕組みとして信託をご紹介いたしました。それ以外にも使える仕組みはいろいろあります。代表的なのは市区町村の福祉窓口で扱っている障害者扶養共済ですね。これは保護者が …
2018.12.06
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障害のある子の「考える」機会を作るためには?
私は、ファイナンシャルプランナーとしてお金のご相談に応じるほか、知的障害と発達障害のあるお子さんの学習支援教室を主宰しています。教室は、保護者(主にお母さん)とお子さん、そして私の3人で進めていくカタ …
2018.09.21
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どうする?障害者の就職活動
インターネットメディアで情報収集 障害者雇用で就職活動を進めていく上で、必要な情報を収集することが大切です。Googleニュースで「障害者雇用」などのキーワードで検索すると、障害者雇用に関する記事が簡 …
2018.09.18
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相続人に障害のある子がいる場合~遺言執行者の指定について
誰かが亡くなった場合、その方の財産はどうなるでしょうか。 亡くなった方の銀行口座は凍結されて、すぐには預金をおろせなくなります。相続人が誰かがはっきりするまでは、この凍結は原則解除されません。 相続人 …
2018.09.13
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障害者にとっての生命保険信託と遺言代用信託
前回のコラムでは、信託の仕組みを活用すれば、親の財産を一括ではなく定期的にお金を渡すことができ、浪費したり誰かにそそのかされてお金を使っても最低限の金額で済むこと、子どもが亡くなったあと残ったお金の行 …
2018.08.27
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福祉型信託とは?障害のある子の資産管理に活用しよう
親の財産を一括ではなく、定期的に子どもに渡す仕組み 親が亡くなったあと、障害のある子のお金はどのように管理すればいいでしょうか。 判断能力が不十分で自分では管理ができないという子ならば、成年後見制度な …
2018.07.19
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療育とライフビジョン
ライフビジョンに基づいた療育 私は、ファイナンシャルプランナーとしてお金のご相談に応じるほか、知的障害と発達障害のあるお子さんの学習支援教室を主宰しています。その教室の中で「とりあえず一般の高校に行け …
2018.07.16
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障害のある人の定着率の現状は?ジョブコーチによる支援を受けよう
・障害者にとって「働く」とは ・地域の資源を活用しよう! ・障害福祉サービスと就労①〜就労継続支援とは? ・障害福祉サービスと就労②~就労移行支援とは? ・障害者の就職って難しい?~どのように就活をや …
2018.04.17
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【障害者の就職】オープン・クローズで就労するメリットとデメリット
前回までのコラムこちら ・障害者にとって「働く」とは ・地域の資源を活用しよう! ・障害福祉サービスと就労①〜就労継続支援とは? ・障害福祉サービスと就労②~就労移行支援とは? 今回は障害のある人の就 …
2018.03.17
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知的障害、発達障害がある生徒の中学校卒業後の進路選択
知的障害、発達障害がある生徒の義務教育終了後の進路選択について、どうしたらいいものか頭を悩ませている保護者の方も多いでしょう。中学校卒業後の進路選択において、どのようなことを考え、準備を進めていけばよ …
2018.02.01
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就労移行支援とは?就労継続支援A型・B型の違いと見つけ方のポイント
前回までのコラムこちら ・障害者にとって「働く」とは ・地域の資源を活用しよう! ・就労継続支援A型・B型 それぞれの対象とメリットとは? 「就労移行支援」というサービスがあるのをご存知ですか?就労移 …
2018.01.04
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障害があると保険には入れないの?
「障害があると保険に入れないのですか?」と質問をされることがあります。また、障害のある子供ために保険に加入する際、特に聞かれなかったので障害があることについて伝えなかったことを不安に思っている保護者の …
2017.10.31
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知的障害、発達障害のある方が他人から受けるリスクとは?
発達障害や知的障害のある方が、かんしゃくやパニック、または注意不足によって、他人にケガをさせてしまったり、他人の物を壊してしまったり、と他人への迷惑行為を及ぼしてしまうこと、いわば「他人へのリスク」に …
2017.10.31
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就労継続支援A型・B型 それぞれの対象とメリットとは?
前回までのコラムこちら ・障害者にとって「働く」とは ・地域の資源を活用しよう! 「働きたいけど、障害や病気があるので会社で働くのは不安」と悩んでいる方はいませんか?障害があるために、企業などでの一般 …
2017.10.27
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大人の発達障害とは?
大人の発達障害 発達障害の早期発見や支援について定めた法律である、発達障害者支援法が施行されたのは2005年のこと。その頃から、少しずつ発達障害への認知は広がってきました。しかし、それ以前の時期におい …
2017.09.15
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障害のある方の仕事や生活の悩みの相談方法
「働きたいけどどうしたらよいかわからない」「職場での人間関係がしんどい」―障害や病気のために自身や家族だけで悩んでいることはありませんか?仕事や生活などで悩んでいることがある場合、相談できるところがあ …
2017.09.14
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障害のある子の小学校入学時の選択
知的障害、発達障害があるなしに関わらず、日々一喜一憂を繰り返しながらもお子さんは、成長をしていきます。ふと気づけば、小学校入学となる年齢が近づいてきて就学先決定について悩んでいるお父さんお母さんもいら …
2017.09.05
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障害者にとって「働く」とは
障害者ドットコム株式会社の川田と申します。学齢期から就労の準備について、全6回にわたってお伝えしてまいります。第1回目の今回は障害をもつ方にとっての働くことの意味について考えたいと思います。 人はなぜ …
2017.08.01
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障害者手帳とは?メリットとデメリットをわかりやすく解説
障害のある子供の保護者の方、障害のあるご本人の中には、障害者手帳をとったほうがよいのか否か迷っている方がいらっしゃるかもしれません。そもそも障害者手帳にはどんな種類があり、障害者手帳を取得するメリット …
2017.08.01
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子供が発達障害と診断されたら
子どもの育てづらさを感じていたある日のこと、周囲から病院受診や検査を勧められ、発達障害と診断されたという方もあるのではないでしょうか。 病院で診断を受けたことにより、親のしつけの方法が悪かったわけでは …
2017.07.25