持田恭子 さんの記事一覧

執筆者プロフィール

持田恭子

1966年生、東京都出身。ダウン症の兄がいる妹。
海外勤務の後、外資系金融機関にて管理職を経て、一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会代表理事に就任。父を看取り、親の介護と看取りを経験し、親なきあとの兄との関係性や、きょうだい児の子育てについて講演を多数行っている。障害のある兄弟姉妹がいる「きょうだい」を対象に「中高生のかたり場」と「きょうだいの集い」を毎月開催。その他に、きょうだい、保護者、支援者が意見交換をしながら障害者福祉と高齢者介護の基礎知識を深めるエンパワメントサポート講座を開講。親子の気持ちが理解できる、支援者として家族支援の実態がつかめる、と好評。自分らしく生きる社会づくりを目指している。

【講演実績】
・保護者向け勉強会(育成会・NPO法人・障害者支援施設)
・市民フォーラム
・大学、特別支援学校(高等科)

【職員研修】
・外資系銀行
・社会福祉事業団

【メディア実績】
・NHK Eテレ「バリアフリーバラエティ番組バリバラ」
・NHK Eテレ「ハートネットTV」
・その他ニュース番組など

【著書】
自分のために生きる
電子書籍Kindle版 https://amzn.to/3ngNMS6

【ホームページ】
https://canjpn.jimdofree.com/

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    東京逓信病院の小野正恵先生へのインタビュー、いよいよ【最終編】です。前回のインタビュー「成人期のダウン症のある方が直面する課題とは」はこちらをご覧ください   ダウン症のある方は未知の世界に …

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    東京逓信病院の小児科医、小野正恵先生へのインタビュー【後編】です。   前回は、小野先生から「ダウン症は、ひとつの体質や特性なのです」という話を聴いて、私が長年抱えていた謎が解けたような気持 …

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    こんにちは。今回は、東京逓信病院で長年小児科医として診療を行いながら、院内に「東京ダウンセンター」を創設した小野正恵先生へのインタビューをご紹介します。このような貴重な機会を設けて頂き、誠にありがとう …

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    こんにちは。最近メディアでも報道されている「ヤングケアラー」をご存知ですか? 障害や病気などがある家族の世話や見守り、介護などのケアをする人のことをケアラーといいます。少子高齢化や働き方の変化から、家 …

  • 出生前診断 きょうだい児に迷惑をかけたくない?

    出生前診断を受けて、我が子にダウン症の可能性があると告知されたときに、親御さんの第1位の悩みは「産むか否か」、そして第2位の悩みが「きょうだいに迷惑をかけるのではないか、将来負担になるのではないか」で …

  • ダウン症のある人の正常な行動とは

    わたしの母親は、「息子のことは自分が命を懸けて守る」といつも言っていました。それを聞いた幼いわたしは、守られるのは兄だけなんだと嫉妬していましたが、今になって思えば、母のことを精神的にケアする人がいな …

  • 親ときょうだいがすれ違う3つの理由

    わたしには、50代後半のダウン症と中等度の知的障害のある兄がいます。両親はすでに他界し、親なき後の真っ最中です。 両親が健在の頃、わたしは親に「(兄の)将来はどうするの?」と尋ねました。すると父から「 …

  • 中年期のダウン症のある人の健康について~退行現象とは~

    わたしには、50代後半のダウン症のある「お兄さん」がいます。 日本では、ダウン症のある人の成人期以降の暮らしや、老化の進行に関する調査が少ないので、モデルとなる事例がなかなか見つからないですよね。 そ …