コラム

自閉症の子育ては、アイデアを出すことを楽しもう!

自閉症のわが子の子育ては、何をどうやったらよいか…
誰でも最初から、知っているわけではありませんし、親はもともと専門家でもありません。
自閉症の子が生まれてはじめて、自閉症の子の親になり、何がなんだかわけがわからないまま育児をしつつ、孤軍奮闘をしているような感じで、お子さんと向き合っている人も多いのではないでしょうか?

自分がイメージしていた子育てとは違ってしまい、どうやったらうまくいくのかと、思い悩んだことはありませんか?
自分は一生懸命なのに、子どもを怒鳴ったり叩いたりしたことがあるかもしれません。
愚痴が出たり、うつ症状が出たりしたこともあるでしょう。
一生懸命にやればやるほど、空回りだったこともあるかもしれません。
そして、周りの理解者がなかなか見つからず、長い時間、迷い道だった人もいると思います。

本当に試行錯誤の連続ですね。

さて、自閉症のお子さんの子育てには、「とりあえずやってみよう!」「だめだったらやり方を変更しよう!」と思える人のほうが、より気軽な子育てに結びつきやすいことをご存じでしょうか?

とりあえずやる。
なにがどんな効果になるのかがわからないのですから、とりあえずやろうとすることです。
失敗するかもしれないけれど、ラッキーなことにうまくいくかもしれません。
失敗したら、やりなおせばよいですし、気を取り直して切り替えができる人は、とっても楽なのです。
このような考え方の人は、次々に困難が来たとしても、その都度乗り越えやすいよう見受けられます。

ご自身の今の接し方は、上手くいっているといえるでしょうか?
自閉症のお子さんに接した後のあなたの満足度はどうでしょうか?

明るい気持ちになっているのであれば良いのですが、ストレスを抱えたり、暗い気持ちになっているようなことがあるとすれば、解決したいことへの向き合い方が、あなたの持つ力以上にがんばり過ぎているのかもしれません。

特に辛くなりがちなのは、自分を自分で追い込んでいるような時。
一生懸命にやっても効果がないと思う時。
協力者が現れない時などではないでしょうか?

例えば、一つの方法をしてうまくいかなかった時に、他の方法が思い浮かばなければ、それ以上の進展にはなりませんし、あなたが我慢をするようになります。
かといって子育てが終わることでもありませんし、お子さんが自ら解決していくわけでもないでしょう。

となれば、子育てで何がうまくいくかは、いつも試行錯誤だと思って、今していることをとりあえず置いておいて、別のアイデアを楽しんで出せるとよいですね。

私のような職業的支援者でさえも、残念ながら間違うことはありますし、支援の内容がご本人にあっていなければ、やり方を変更します。

もし、今のやり方を変更してみたいのであれば、まずはお気軽に始めることができ、失敗したりできなかったら「どんまい」と思え、すぐ切り替えて別のアイデアが出せる自分をイメージしてみましょう!

自分の肩の力を緩めること。
今の失敗は、次へのスタートと思えること。
頼れる人がいたら、甘えられること。
その中で、上手くいくことは増えていきます。

自分だけを責めていても答えは出ません。

そして、お子さんの心地よさを思い浮かべましょう。
あなたのやり方に固執していることで、お子さんにとっても嫌な出来事になってしまうのであれば、残念なことです。

自分の変化を創り出せることは、だんだんになれていきますし、アイデアも苦労せず思い浮かべることができるようになります。
子育ては長い道のりですから、その都度を楽しんで、うまくいかなかったことは、やり過ごしたり、忘れたりしながら、次の一歩を進んでいきましょう!



「ぜんち共済にいいね!する」

*****
山田由美子
山田 由美子(福祉屋あおい)
淑徳大学社会福祉学部卒業後、知的障害者施設職員となり、利用者の人から「ありがとう」と言われたことから、一生の仕事とすることに決める。知的障害・自閉症の人たちの幸せを願い、「特定非営利活動法人サポートひろがり」代表として、全国の支援者の相談を受け、ブログ・セミナー等で発信し、コンサルティングなど支援者の支援を行っている。なお、神奈川県川崎市で障害者支援施設も経営している。

*****


コラム一覧はこちら

お申込み・資料請求
お問い合わせ、事故、入院のご連絡は、フリーコール:0120-322-150(平日9時~17時 / 土日・祝日・年末年始を除く)
メールでのお問い合わせ
ページトップに移動